訪問リハビリ・マッサージ・鍼灸の違いとは?

このホームページで紹介している内容は、効果を保証するものではありません。また、効果には個人差がございます

訪問リハビリ・マッサージ・鍼灸の違いとは?

このブログは、つぎのような方にお役立ていただきたいと考え、執筆いたしました。

  • ご本人またはご家族などに、リハビリテーションを必要としている方
  • 通院が難しく、訪問治療を探しておられる方
  • そのうえで、何からはじめればいいかわからないとお困りの方 etc

もしあなたが、上記に当てはまっていらっしゃるなら、5分ほどお時間と取っていただき、これからお伝えすることをご覧いただければと思います。

あなたと、ご家族のより最適な介助方法についてのヒントを見つけていただけると思います。

目次

こんなことで、お困りではありませんか?

  • 病院で90日間のリハビリを終了して、自宅に帰ってきたけれど、今までと変わらない日常生活が送れるかどうか不安…
  • 自宅に帰ってきた後の自宅でのリハビリ・運動方法が分からないし、また、いつ仕事に復帰できるのかわからないから、これからが不安だ…
  • 歩くときに足が出づらくふらつく、買い物や散歩に歩いて行けない!?
  • 正しい介助方法がよくわからないので、これから自分一人で介助できるだろうか…
  • 時間が空くと、どうしてこうなったのか…?と、自責や後悔を感じてしまう…
  • 食事の時にむせるようになってきた、誤嚥性肺炎を起こさないだろうか…
  • 福祉用具の使い方がわからないことがある。また、道具や住宅の工夫がしたい etc

このようなとき「どこに相談すればいいのかわからない」というお困りの声を耳にすることがあります。

実は、上記の症状の改善のためのリハビリテーションをサポートする医療従事者は、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)など専門職種が細分化されています。

そのため、訪問マッサージや訪問リハビリにおいては、症状に合ったリハビリ専門職種の方にご依頼されることが大切になります。

けれど、それぞれのリハビリ専門職種の違いってわかりづらいですよね。

また、訪問マッサージと訪問リハビリの違いって何なのでしょう?

さらには、当院が行なっている「訪問鍼灸」も、最近では認知が広まりご利用される方が増えて来ております。

そこで、私がこれから上記についてくわしくご説明させていただきたいと思います。

このページでは、以下のことをご理解いただくことができます。

  • 訪問マッサージ・訪問リハビリの違い
  • リハビリテーションに従事する理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の役割および専門領域
  • 訪問鍼灸について etc

これからお伝えする内容が、介護やリハビリに取り組まれているご本人さま・ご家族の皆さまの心身のご負担を少しでも軽くして差し上げられることを願っております。

朝霞市の訪問リハビリ・訪問マッサージの認知を広めたい

谷口 仁志(たにぐち ひとし)

はじめまして「たにぐち鍼灸整体院」代表、鍼灸整体師の谷口仁志と申します。

このホームページは、朝霞市で訪問鍼灸を行なっております「たにぐち鍼灸整体院」のホームページです。

朝霞市には、接骨院・鍼灸整骨院・鍼灸院・整体院・クリニックさんなどのホームページがたくさんあります。

それらの中から、当鍼灸院のホームページにお越しくださいまして、感謝しております。

私はこれまで鍼灸師として、100人を超える在宅でのご利用者さまおひとりおひとりの健康と向き合ってきました。

その中で、私は“あること”を、強く感じるようになりました。

それは、ご利用者さまおよびそのご家族に、健康に関する“最適な知識”を“最適にお伝えする必要性”があるということです。

先述のとおり、例えば脳梗塞などによって片麻痺などの後遺症が残った場合、継続的なリハビリを行うためには、リハビリを行なってくれる施設や医療従事者を探さなければならないことがあります。

しかしそのような場合、適切な相談先をご存知の方、適切な医療従事者をご存知の方はあまり多くはありません。

なぜ、私がそのようなことを知っているかというと、私自身が訪問鍼灸でご利用者さまのお宅に伺った際に、上記のようなご相談をされるからです(ちなみに、そのようなご相談をいただいた際、私のほうで最適な相談先や、医療従事者を紹介させていただくこともございます)。

朝霞市の鍼灸師による「健康コラム」

現代は、インターネットの発達によって、誰でも手軽に情報を得られるようになりました。

しかしながら、情報が多すぎてかえってご利用者さまに混乱を与えてしまっていると感じることも増えてまいりました。

また、本来ご利用者さまに届くべき情報が届いていないことも感じるようになりました。

そこで私は、このホームページを通じて「健康コラム」をお届けすることにいたしました。

このコラムでは、健康に関するさまざまなお役立ち情報をお届けいたします。

では、早速コラムをはじめたいと思います。

改めて、今回お伝えする情報は以下のとおりです。

  • 訪問マッサージ・訪問リハビリの違い
  • リハビリテーションに従事する理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の役割および専門領域
  • 訪問鍼灸について etc

知っているようで実は知らない!?マッサージとは?

マッサージとは、直接皮膚に刺激を与えて血液やリンパ液の流れをよくして新陳代謝を促し、病気や身体機能の改善を図る施術のことです。

実は、マッサージは西洋が起源なんです(ちょっと意外!?)。

しかし日本では、整体・アロママッサージ・リフレクソロジーなど、さまざまな種類のリラクゼーション施術を総じて「マッサージ」と呼んでいます。

ですが、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」が行わない施術について「マッサージ」と広告することは避けるよう厚生労働省では指導しています。

その理由は、日本では東洋医学に基づく「あんま、マッサージおよび指圧」を「マッサージ」と一般の人は認識しており、施術師が体重をかけるなどして身体の深いところにまで刺激を与える可能性のある「あん摩」と「指圧」は、あん摩マッサージ指圧師が行わなければ人体に危害をおよぼす可能性があると考えているからです。

ですので「訪問マッサージ」は、あん摩マッサージ指圧師がご利用者さまの自宅などに訪問し、医療上必要とされるマッサージを行うこと指します。

上記のことから「訪問マッサージ」では、あん摩と指圧とマッサージを組み合わせた施術を行い、血液やリンパ液の流れを改善し、筋肉をやわらげて症状を緩和させます。

一方で、介護サービスの通所・訪問リハビリテーションなどでは、リハビリの一環としてマッサージをしているところもあります。

これは、理学療法士(PT)の独自の判断で行なっているわけではなく、必ず、医師の指示のもとで行われます。

また、このときのマッサージは、筋肉をスムーズに動かすために関節や筋膜の滑りをよくする目的で行われます。

あん摩や指圧は行いません。

訪問マッサージと訪問リハビリの違いとは?

「訪問マッサージ」と並んで、よく耳にする言葉に「訪問リハビリ」があります。

訪問マッサージと訪問リハビリの違いをご存知でしょうか?

「訪問マッサージ」は、歩行困難などのために治療院に通院できない方を対象に、国家資格を持ったあん摩マッサージ指圧師が自宅などを訪問してマッサージを行います。

それに対して、介護保険サービスの訪問リハビリテーションで理学療法士などによるマッサージが行われているのが「訪問リハビリ」です。

では、ここから訪問マッサージと訪問リハビリを比較しながら、よりくわしくお伝えしたいと思います。

訪問マッサージと訪問リハビリの比較表

「訪問マッサージ」は、いくつかの要件を満たせば健康保険が適用されます。

また「訪問リハビリ」は、介護保険が適用されます。

訪問マッサージ 訪問リハビリ
マッサージの目的 関節の動きや痛みの改善
動作機能の回復など
日常生活の自立を助けるための
心身の機能維持、改善など
対象者の条件 寝たきりや歩行が困難で通院できない人(杖歩行・車椅子など) 要支援・要介護者
サービス提供者 あん摩マッサージ指圧師 理学療法士など
適用される保険 健康保険のみ 介護保険、健康保険
該当する病状・疾患等 筋麻痺、筋委縮、運動機能障害などの症状やその原因となる病名

「介護保険」は疾患の種類は問わない(65歳以上)
保険制度が定める"特定疾病"にかかった場合は、65歳未満でも介護保険制度を利用できる
「健康保険」は20の「厚生労働省が定める疾病等」

医師が作成する書類 医師の同意書or診断書 医師の指示書

リハビリテーションとは?

リハビリテーションとは「もとの状態に戻すこと」という意味の、ラテン語に由来する言葉です。

ちなみに「Rehabilitation」という英単語を分解すると、リハビリテーションの意味が見えてきます。

re:ふたたび
habilis:適した・ふさわしい
tion:~にすること

ふたたび、身体的・精神的・社会的・経済的・職業的状態を、ふさわしいものにすることを表しています。

訪問リハビリとは?

リハビリとは、リハビリテーションの略です。

「訪問リハビリテーション(以下、訪問リハビリ)」では、主治医(医師)が要支援や要介護が必要だと判断した方に、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)がご自宅や介護施設などに訪問して、リハビリテーションを提供することです。

具体的には、訪問リハビリサービスを利用する高齢者の心身機能の維持・改善など、日常生活の自立を目指したリハビリ(機能訓練など)を提供しています。

訪問リハビリのサービス例

  • ご自宅または屋外にて(ご利用者さまの)心身機能の維持および改善、日常生活の維持や向上に必要なリハビリテーションの提供
  • 運動(自主トレーニングなど)の作成およびトレーニング指導
  • 装具の評価や調整(義肢装具士と連携)
  • 福祉用具の選定、調整のアドバイス、家屋評価や改修のアドバイス etc

リハビリテーションの内容例

  • 健康チェック(血圧・脈拍・体温など)
  • 関節可動域訓練
  • 筋力強化訓練
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • 物理療法(低周波・HotPack・メドマーなど)
  • 神経筋促通訓練
  • 応用動作訓練
  • 歩行訓練(屋内外)
  • バランス訓練
  • 日常生活動作訓練
  • ご家族への介助指導 etc

訪問リハビリの目的は、ご利用者さまの生活の場にお伺いして、日常生活の自立と家庭内さらには社会参加の向上を図ることです。

訪問リハビリは、ご利用者さま本人と自宅環境との適合を調整する役割を持ち“自宅での自立支援”に効果的なサービスです。

ご利用者さまの心身障害・生活障害・住環境などを確認したうえで、とりわけ医療機関では行うことができない実生活において必要とされる能力や機能の維持・向上ためのアプローチを行います。

また、訪問リハビリは、おもに理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)などの国家資格を有したリハビリ専門職種が、ご利用者さま本人と家族の生活再建・安定・発展を手助けします。

それによって、ご利用者さまが安心・安全に、その人らしい在宅生活が継続できるように支援しているのが訪問リハビリです。

訪問リハビリを利用するメリット

  • 個別でリハビリが受けられるため、きめ細かく配慮してもらえます
  • 自宅での日常生活に沿った、リハビリが受けられます
  • 外出の移動がないので安全・安心です etc

くり返しますが、訪問リハビリでは下記のリハビリ専門職が病院や介護老人保健施設などから派遣され、自宅に訪問してくれます。

  • 理学療法士(PT:Physical Therapist)
  • 作業療法士(OT:Occupational Therapist)
  • 言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)

各リハビリ専門職種については、後ほどくわしくお伝えしております。

どのような方が、訪問リハビリ利用しているの?

  • リハビリを受けたいけれど、寝たきりのためリハビリ施設などに通うことが難しい方
  • リハビリを受けたいものの、デイケア通所などのリハビリ施設に行くことが苦手な方
  • 自宅で安全にリハビリを行いたいとお考えの方
  • 身体介助のやり方について指導を希望される方
  • 訪問サービスを利用して見守りを強化し、リハビリ(機能訓練など)も取り入れたいとお考えの方 etc

訪問マッサージとは?

「訪問マッサージ」では、歩行が困難または不可能なため外出が困難な方に、かかりつけ医師の同意のもと、身体機能の維持回復を目的に国家資格を有したマッサージ師がご自宅に訪問し、施術を行います。

訪問マッサージは「医療保険」が適用となります。

厚生労働省指導の料金体系のもと、お手持ちの健康保険証負担割合の料金で利用できます。

訪問マッサージを利用するメリット

ご利用者さまのご自宅や介護施設へ訪問し、普段の環境下で安心してマッサージ・機能回復訓練を継続的に受けられます。

また、介護保険を利用している方でサービス限度額が満額の方でも、医療保険が適用になるというメリットもあります。

どのような方が、訪問マッサージを利用されているの?

脳梗塞、脊髄損傷、頚椎損傷などの後遺症による「麻痺(まひ)疾患」、廃用性筋萎縮、パーキンソン病などによる「拘縮(こうしゅく)疾患」、「関節リウマチ」などにより、つぎのような症状が出ている方は、保険が適用された訪問マッサージを利用することができます。

  • 寝たきりの方
  • 歩行が困難な方
  • ご自分で着替え、食事、入浴が困難で介助が必要な方
  • 脳血管障害により、筋麻痺のある方
  • パーキンソン・リウマチ・ALS・腰痛、その他病院までの通院が困難な方 etc

お身体に不自由を生じた方、すべてが対象になります。

また、上記のような症状とは別に、つぎのような方も訪問マッサージを利用される傾向が高いと感じます。

  • ご自宅でリラックスして継続した施術を受けたい方
  • リハビリデイサービスなどのご利用に消極的な方
  • 通所サービスなどでのコミュニケーションが得意でない方
  • 通院の送迎などで、ご家族の負担を気になさっている方
  • 介護施設に入居している親に施術を受けさせたい方 etc

リハビリのエキスパートたち

さて、先ほど「訪問リハビリ」についてのお伝えする中で、リハビリ専門職種をご紹介いたのを覚えていらっしゃいますか?

  • 理学療法士(PT:Physical Therapist)
  • 作業療法士(OT:Occupational Therapist)
  • 言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)

「リハビリ」とひと口に言っても、具体的な内容は多岐に渡ります。

そこで、上記のリハビリの専門家たちが、それぞれの分野のリハビリテーションを担当します。

では、ここからは上記3つのリハビリ専門職種についてご説明したいと思います。

理学療法士(PT)の役割とは?

ひと言で言うなら、身体機能と動作のプロです。

立つ・座る・歩く・起き上がる・寝返るなどの日常生活で必要な基本動作ができるように身体の基本的な機能回復をサポートする動作の専門家です。

関節可動域の拡大、筋力の強化、体操や歩行練習などの運動療法などで運動機能に働きかけながら、日常生活に必要な基本動作を行うためのサポートをします。

麻痺の回復や痛みの軽減などには、マッサージで筋肉をほぐしながら血行を促進し、電気・温熱・光線などを使った物理療法を用いて、身体の機能や動作の回復をうながし、自立した日常生活が送れるようにバックアップします。

作業療法士(OT)の役割とは?

ひと言で言うなら、作業活動を用いて日常生活の改善と心のケアを行うプロです。

家事や手芸・工作など、日常生活における作業動作を通じて心身の機能や社会適応力の維持・回復を図ります。

また「作業療法」は、基本は上肢機能が低下されている方に処方されますが、とりわけ“いまいち生活が変わってこない”と感じている方に向いていると思います。

なぜなら、作業療法によってご自分でできることが増え、その結果、楽しみを見つけたり自信を取り戻したりすることも多いからです。

理学療法士(PT)は機能訓練に特化していますが、作業療法士(OT)は今ある機能を活かし、自助具や環境を変えてできることを増やすことを目的としたサポートを行います。

心のケアとしての役割も

例えば、リハビリをひと通り終えて退院した方の訪問リハビリテーションなどを想定してみましょう。

PTは、四肢や体幹などの筋力や可動域訓練をして、機能が落ちないよう歩行訓練などを行います。

しかし、そのような訓練を行なった方の中に、意外と引きこもりがちになる方が少なくありません。

そんなときにOTは、その方の安全に手の届く範囲に調理器具を揃えたり、歩行器を選定したりといった環境を整えるお手伝いをします。

また、買い物に行けるよう家族の協力や介護サービスを提案したり、工夫して料理が作れるようにするといったこともサポートします。

その結果、外出の機会が増え、社会参加につながったり、ご家族や身近な方などに料理を作ってあげて人に役立つ体験をすることで自信をつけるとはよくあります。

ご利用者さまにとって、楽しいことや必要なことを一緒に考えて、工夫して実現できるようにすることがOTの本質です。

いわば「心のケア」に近いサポートもOTには求められていると思います。

また、OTで使うさまざまな道具には機能訓練もそうですが、ご利用者さまのメンタルにも働きかけることもできたりします。

言語聴覚士(ST)の役割とは?

ひと言で言うなら、話す・聞く・食べることのプロです。

発声や発語などの言葉の訓練、嚥下の機能訓練などを行います。

脳卒中や事故、先天的な病気などによって、話をすること・聞くこと・食べることが難しくなった方とそのご家族に対して、必要なリハビリテーションを提供し、よりよく生活できるように支援をしていく職業です。

介護される方が、最後まで自力でやりたいこと

介護される方が、最後まで自力でやりたいことって、何だかわかりますか?

それは、最後までトイレに行って用を足すことです。

ちなみに、トイレに関する動作を細かく見てみましょう。

  • 1.トイレまで行く⇒移動は安全にできてる?
  • 2.ドアの開閉⇒段差は越えられる?
  • 3.方向転換⇒立位・座位は安定している?
  • 4.下衣の着脱⇒膝を曲げたまま立てる?
  • 5.便座への立ち座り⇒介助はどのくらい必要?
  • 6.便座に座っておく⇒手すりはある?
  • 7.清拭(お尻を拭く)⇒息切れや疲れ、痛みは?
  • 8.水を流す

 

トイレに行くことは、その方の自尊心(プライド)を表していると言っても過言ではありません。

とりわけ男性は、自尊心が高い傾向があり、最後まで自分で用を足したい方が多いように感じます。

そこで、理学療法士(PT)作業療法士(OT)が、トイレ動作を介助します。

そして、可能ながぎり、ご自分でトイレで用を足せるようになることをめざします。

「生きる」と「活きる」を支えたい

また、リハビリを利用する際には、ご利用者さまの“想い”を伝えることは大切です。

例えば「歩きたい」という想いには、その先につぎのようなことがあるかもしれません。

  • もう一度、自分の足で〜〜を歩きたい
  • 孫と一緒に遊園地へ行きたい
  • あの人に会いに行きたい etc

こうした想いをPT・OT・STが理解することで、より効果的なリハビリテーションを受けられることが期待できます。

サポートを依頼するには?

理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)、いずれのサポート依頼するにも、まずはご利用者さまの担当ケアマネージャーさんに相談してみてください。

訪問リハビリを利用するための条件ってあるの?

  • 要支援・要介護者で、医師に日常生活を送るためにリハビリの必要性が認められた方
  • 要介護1以上・要支援1以上の方
  • 主治医から「訪問リハビリテーションが必要」と認められている方

要支援(1~2)の方は介護予防訪問リハビリテーションの対象となります
40~64歳の方でも、特定疾病により介護認定が下りていれば利用可能です

耳寄り:介護保険制度について

介護保険制度における被保険者は、65歳以上の「第1号被保険者」と、40~64歳までの「第2号被保険者」とに大別されます。そして、介護保険適用で介護サービスを利用できるのは、原則として要介護・要支援認定を受けた65歳以上の方です。

また、第2号被保険者の場合、介護が必要な心身状態になったというだけでは、介護保険制度の下で介護給付を受けることはできません。

第2号被保険者が保険適用で介護サービスを利用するには、「特定疾病」が原因で要介護状態となったときのみです。

訪問マッサージを利用するための条件ってあるの?

歩行が困難な人や寝たきりの人で、医師に医療マッサージの必要性が認められた方が、訪問マッサージを利用することができます。

ちなみに、介護保険を利用する場合は、介護認定(要支援・要介護)が必要です。

訪問マッサージは、公的医療保険を使えますが介護保険は使えません。

また、年齢制限もありません。

そのため、医師からの同意書があれば、小児麻痺の訪問マッサージなども行うことができます。

訪問リハビリって、どんなふうに行われるの?

例えば、1ヶ月契約の場合、つぎのようなながれで行われているようです。

  • 1.ヒアリング:現在の主訴、症状やリハビリの目的などを伺います
  • 2.初期評価:身体評価・AD評価などを行います。このとき、改善目標に必要と思われる期間とリハビリ内容を確認します
  • 3.リハビリ計画作成:改善目標に従って、内容サービス・回数・時間を決めます
  • 4.契約:3.を確認のうえで、契約
  • 5.サービス開始:契約後、ご希望の日時でリハビリを開始します
  • 6.リハビリ後の評価:3ヵ月に1度、改善状況を評価・確認します

1ヶ月後に、契約更新できるケースがほとんどだと思います

訪問マッサージって、どんなふうに行われるの?

つぎのようなながれが、一般的なようです。

  • 1.訪問
  • 2.問診・検査・チェック:問診表に記入したり、現在の状態などを伺い、痛みのある箇所などの確認をします。検査では、足の長さや骨盤の状態など、身体のバランスをチェックします
  • 3.マッサージ:全身的に、または局所的に行います。また、状態に合わせてストレッチや筋力強化のためのエクササイズを行うこともあります
  • 4.アドバイス:ご自宅でできる簡単なセルフケア、ストレッチなどをお伝えします

どうすれば、訪問リハビリを利用できるの?

  • 1.ご利用者さまの担当ケアマネージャーさんにご相談ください
  • 2.訪問リハビリ事業所を決めます
  • 3.主治医に訪問リハビリを利用したい旨を伝え、診療情報提供書、リハビリ指示書などの必要書類作成を依頼してください
  • 4.訪問リハビリ事業所に依頼→契約
  • 5.訪問リハビリ事業所の医師が、主治医のリハビリ指示書などを参考にしながらリハビリ計画書を作成します。ケアマネジャーは、ケアプランに組み入れます
  • 6.ご利用開始

どうすれば、訪問マッサージを利用できるの?

  • 1.ご利用者さまの担当ケアマネージャーさんにご相談ください
  • 2.主治医の同意が必要ですので、「同意書」と云うあんま・マッサージ療養費用の用紙をお渡し、担当の施術者が手続きのお手伝いをいたします
  • 3.「同意書」を、日頃治療を受けておられる医院・病院などに持参されて必要事項を記入してもらってください。「同意書」を書いていただく医師は、日頃かかりつけの主治医がよいです
  • 4.記入済みの「同意書」をいただけましたら、診察日から訪問マッサージが開始できます

訪問リハビリの利用料って?

介護保険と医療保険、どちらを利用するかによって異なります。

介護保険を利用する場合

基本料金:訪問リハビリテーションサービス費用の1割

例)所要時間20分未満の介護報酬は3,020円なので、1割負担で332円2割負担で604円になります。

所要時間20分未満 332円
所要時間30分未満 494円
所要時間30分~60分未満 869円
所要時間60分~90分未満 1,192円
理学療法士によるリハビリ(1単位20分) 332円

加算料金
・特別管理加算(必要な方)
・緊急時訪問看護加算(希望される方)
・ターミナルケア加算 etc

上記以外にも、別途加算料金がかかることがあります

医療保険を利用する場合

健康保険法などによる、訪問看護費1割~3割の負担となります。

初回 2回目以降
1割負担 1,300円 850円
3割負担 3,890円 2,560円

加算料金
・24時間対応体制加算(希望される方)
・特別管理加算(必要な方)
・ターミナルケア加算 etc

上記以外にも、別途加算料金がかかることがあります

訪問マッサージの利用料って?

訪問マッサージの利用料は、つぎの2点から決定します。

厚生労働省保険局で定められた料金表に基づいて決定します。

身体部位ごとの施術料金と往療費の合算になります。

お手持ちの健康保険証などのご負担割合が適用になります。

後期高齢者医療保険1割負担の方で、1回あたり300円から600円程度を目安としてお考えください。

障害者受給者証をお持ちの方は、助成があります。

身体局所ごとのマッサージ料金 【1局所 340円】

「局所」とは、5体【右上肢(右腕)」「右下肢(右足)」 「左上肢(左腕)」「左下肢(左足)」「体幹(胴体)」】を指します。

この部位の数を元に、マッサージ料金が算出されます。

変形徒手矯正術料金 【1局所 780円】

「徒手矯正術」とは、関節可動域に制限のある病状において、この可動域を拡大する(元の状態に回復)目的で行われるものです。

「徒手による矯正術」と厚生労働省で定められています。

四肢の関節拘縮・固縮・麻痺・強直などに対して行われます。

温あん法料金 【1回 80円】

マッサージ効果を補助する目的で、温熱機や温タオルで患部を温める施術です。

漢方医学の治療法のひとつで、古くは熱熨法(ねついほう)とも呼びました。

人体(特に患部)を暖めることによって、寒湿に由来する病状を緩和し、 新陳代謝を活性化させる効果があると言われています。

鎮痛・消炎作用、血流改善によるむくみ軽減が期待できます。

往療料(訪問施術担当者宅からご利用者宅の直線距離として)

・4㎞まで:2,300円
・4㎞超 :2,700円

保険適応距離は、訪問施術担当者宅から直線距離で16㎞以内となります

訪問マッサージ法定料金早見表

厚生労働省保険局によって定められた料金 (2018年6月1日)は、以下のとおりです。

マッサージ 局所数(技術料) 合計
往療料金 1局所 2局所 3局所 4局所 5局所 5局所で、健康保険1割負担の場合
(訪問料) 340円 680円 1,020円 1,360円 1,700円
0.1~4.0km
 (2,300円)
2,640円 2,980円 3,320円 3,660円 4,000円 400円
4.1~16.0km
 (2,700円)
3,040円 3,380円 3,720円 4,060円 4,400円 440円

温あん法は、利用料金の総額に80円加算となり、健康保険証の負担割合分のお支払いとなります(例:1割負担の方 → 8円/回)

変形徒手矯正術(技術料)

1局所 2局所 3局所 4局所
780円 1,560円 2,340円 3,120円

保険別、自己負担金割合一覧表

保険証区分 自己負担割合
後期高齢者医療費保険者証 一般の方・非課税の方 1割
(75歳以上) 一定以上の所得の方 3割
高齢者医療費保険者証 一般の方・非課税の方 2割
(70歳~74歳) 一定以上の所得の方 3割
国保・社保・組合・退国 3割

障害者手帳(1・2級)をお持ちの方で、重度心身障害者医療費受給者証をお持ちの方は、助成があります。なお、助成申請方法は、重度心身障害者医療費受給者証の保険者によって異なります

訪問マッサージと訪問リハビリ、どちらを利用するべき?

訪問マッサージと訪問リハビリはどちらも医療上必要とされるマッサージやリハビリを行うという点で共通しています。

どちらを利用されるかは、同意書や指示書を作成する主治医によくご相談されることをお勧めいたします。

例えば、寝たきりによって硬くなった筋肉を緩め、痛みやしびれを軽減させる消炎鎮痛を目的とする場合は、訪問マッサージによる施術が効果的です。

一方、寝たきりの生活から脱却することをめざして、起き上がり・座位・車いすへの移乗といった動作訓練を目的にする場合は、介護保険による訪問リハビリが適していると思います。

なお、訪問マッサージと訪問リハビリは、組み合わせて利用することもできます。

例えば、リウマチの方が訪問リハビリを利用して動作訓練を受けながら、痛みを緩和するために訪問マッサージを利用することが可能です。

「訪問鍼灸」ってご存知ですか?

さて、ここまで訪問リハビリ・訪問マッサージのさまざまな情報をお伝えして参りました。

ここからは、昨今、認知・注目度が高まりつつある「訪問鍼灸」についてご説明したいと思います。

こちらのページにお越しの方は、訪問リハビリや訪問マッサージをお探しのことと思います。

しかし、ご利用者さまの症状や住環境などによっては、訪問鍼灸をご利用いただくほうが望ましい場合もございます。

より最適な選択肢のひとつとして、ご理解を深めていただければ幸いです。

訪問鍼灸とは?

「訪問鍼灸」は、ご自宅や介護施設などに鍼灸師(国家資格者)が伺い、公的医療保険を使った鍼灸治療を受けることができます。

杖歩行や車椅子で移動している方は、治療院に通うことが難しく、また寝たきりの方は通院ができません。

さらに、腰痛や神経痛などの痛みがひどくて、動くことができない場合などもあります。

そのような方でも、訪問鍼灸を利用すれば在宅で鍼灸治療を受けることができるようになります。

訪問鍼灸を利用するメリット

鍼灸治療でも、医療保険が適用になる疾患があります。

つぎの疾患については、保険適用での鍼灸治療を受けることができます。

  • 神経痛(坐骨神経痛など)
  • リウマチ(急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの)
  • 頚腕症候群または、頚肩腕症候群(首から肩、腕にかけてしびれたり、痛むもの)
  • 五十肩(肩の関節が痛く、腕が挙がらないもの)
  • 腰痛症(慢性の腰痛、ギックリ腰など)
  • 頚椎捻挫後遺症(首の外傷、むちうち症など)
  • その他(これらに類似する疾患、変形性膝関節症など)

保険を使うことができれば、医療費の自己負担が軽くなり、鍼灸治療が継続しやすくなると思います。

どのような方が、訪問鍼灸を利用されているの?

下記のような疾患があって、通院が困難な方が訪問鍼灸を利用されておられます。

  • 神経痛でお困りの方(坐骨神経痛・肋間神経痛・三叉神経痛など)
  • リウマチでお困りの方(急性、慢性で、各関節が腫れて痛む)
  • 頚腕症候群または頚肩腕症候群でお困りの方(首から肩、腕にかけてしびれたり、痛む)
  • 五十肩でお困りの方(肩の関節が痛く、腕が挙がらない)
  • 腰痛症でお困りの方(慢性の腰痛、ギックリ腰など)
  • 頚椎捻挫後遺症でお困りの方(首の外傷、むちうち症など)
  • その他(これらに類似する疾患、変形性膝関節症など)

訪問鍼灸を利用するための条件ってあるの?

訪問鍼灸は、上記のような疾患をお持ちで、かつ以下に当てはまる方が対象となります。

  • 杖をついて歩かれている方
  • 車椅子の方
  • 寝たきりの方
  • 歩行困難、または歩行介助が必要な方 etc

補足:鍼灸の保険適用について

訪問・通院にかぎらず、鍼灸の保険適用については、あらかじめつぎの点にご注意ください。

  • その疾患について、先に医師の治療を受けていること
  • 訪問鍼灸での保険治療を受けている期間中に、同じ病気で病院、医院の治療を受けると、はりきゅうの治療は保険では受けられません(ただし、他の病気の治療は受けられます)
  • 保険で、はりきゅう治療を受けるには「医師の同意書」が必要です(日頃かかりつけのお医者さまに、同意書を書いていただくとよいと思います)
  • 最初に医師の同意を受けてから、それ以後、6ヶ月ごどに再度同意書が必要です
  • 保険の種類によっては、取り扱いができなかったり、ご利用者さま本人が手続きをしなければならないものもあります etc

どうすれば、訪問鍼灸を利用できるの?

  • 1.ご利用者さまの担当ケアマネージャーさんにご相談ください
  • 2.主治医の同意が必要ですので、「同意書」という、はり及びきゅう療養費用の用紙をお渡し、担当の施術者が手続きのお手伝いをいたします
  • 3.「同意書」を、日頃治療を受けておられる医院・病院などに持参されて必要事項を記入してもらってください。「同意書」を書いていただく医師は、日頃かかりつけの主治医がよいです
  • 4.記入済みの「同意書」をいただけましたら、診察日から訪問鍼灸が開始できます

訪問鍼灸の利用料って?

厚生労働省保険局で定められた、料金表に基づいて決定します。

・後期高齢者医療被保険者証(1回の自己負担額)1割負担の場合、300~500円程度
・その他の医療保険(1回の自己負担額)、上記に同じ
・心身障害者医療受給者証、自己負担なし(一部の方は1割負担あり)
・生活保護を受けている方、自己負担なし

初検料(初回のみ)

・1術(針または灸)1,610円
・1術(電気針または電気温灸)1,610円
・2術(針灸併用)1,660円
・2術(電気針または電気温灸)1,660円

施術料

・1術(針または灸)1,540円
・1術(電気針または電気温灸)1,570円
・2術(針灸併用)1,580円
・2術(電気針または電気温灸)1,610円

往療料(当院・事業所からご利用者宅の直線距離として)

・4㎞まで:2,300円
・4㎞超 :2,700円

保険適応距離は、事業所から直線距離で16㎞以内となります

保険による治療期間並びに回数

医師に、最初に同意書を書いていただいてから約6ヶ月ごとに同意を得ていれば症状が改善するまで、はりきゅうの治療を受けつづけることができます。

治療回数の制限はありませんので、鍼灸師・鍼灸マッサージ師の指示に従ってください。

訪問鍼灸のご利用例

当院では、訪問鍼灸での施術を請け負わせていただいております。

そこで、訪問鍼灸についてのイメージをより深めていただければと思い、ここからは当鍼灸院が実際に訪問させていただいている、ご利用者さまの実例をご紹介したいと思います。

なお、下記でご紹介している実例は、鍼灸治療の効果を保証するものではありません。

腰痛症で訪問鍼灸をご利用の内山さん(朝霞市・50代・男性)

内山さんは「広範脊柱管狭窄症」という難病を患っていらっしゃいます。

15年前に「腰椎脊柱管狭窄症」の手術をされましたが、1年半後に再発。

2回目の手術をするものの、痛みが改善されることはありませんでした。

そのため、現在もペインクリニックでブロック注射の痛み止めを腰に打っておられます。

腰痛と坐骨神経痛のため歩くことが困難になったため、2年前にはご実家のお仕事をお辞めになられてしまったそうです。

何もできずに自宅療養をつづけておられましたが、そのような状況にご心労が重なったのか1年前に軽いうつ状態になってしまわれたのだそうです。

たにぐち鍼灸整体院の訪問鍼灸に依頼するきっかけ

そんなころ、ご主人の状態を見ていた奥さまが「このままではいけない」と考え、インターネットで朝霞市の訪問鍼灸を探したところ、当院のホームページをご覧になられたそうです。

当院が朝霞市にあったので、まずは相談してみようという思いでお問い合わせくださいました。

ちなみに内山さんは、訪問鍼灸をご利用になられる約1年前に、訪問マッサージをご利用になられていたそうです。

しかし、腰痛の改善に至らなかったため、今回は鍼灸を試してみたいと思われたのだそうです。

初回訪問

当鍼灸院では、初回訪問時に問診(カウンセリング)通じて、患者さんの既病歴や日常生活・習慣・食生活など、現在のお体のお悩みやご不安を徹底的に聞き出すようにしています。

まず、問診前の時点で、内山さんは病院で「腰椎脊柱管狭窄症」と診断されていらっしゃいました。

また、かかりつけの病院では「血液検査」を行っていらっしゃいました。

その結果「糖尿病予備群」であることもわかっています。

糖尿を持っている=糖尿病ではありません。糖尿病と診断されるほどは血糖値は高くないけれど、正常より高くなってきた状態を「糖尿病の境界型」や「糖尿病予備群」と言ったりします

そのうえで、四診(望診・舌診・脈診・腹診)によって、お体の状態を診させていただいております。

内山さんは、これまでのお仕事での動作や、日常生活での動作から腰への負担が大きかったため、腰に過度な負荷がかかりつづけ、結果として腰の骨が狭窄していると考えられます。

また、甘いもの好きでいらっしゃることからも糖尿を持っていることが想定できます。

これらの要因から、ここ数年はあまり体を動かすことができず自宅療養がつづいていました。

そのため運動不足に陥り、血流が悪くなっていました。

以上から、内山さんの腰痛はストレスと血行不良が原因であると判断いたしました。

つづいて、施術に移ります。

施術では、はじめに(お体の状態に合わせて)手技で骨盤矯正を行いました。

そして、下肢(腰・お尻・膝裏)に鍼を打ち、その針に低周波をかけながら、腰部にびわ温圧灸を当てました。

施術後、内山さんはつぎのようなご感想をおっしゃっていました。

「鍼で腰が楽になり、びわ温灸で腰が温かくなった。以前やってもらっていたマッサージよりも鍼灸治療が合っているし、腰痛に対する効果がはっきりと実感できる」

初回訪問の利用時間は?

問診(カウンセリング)で、30~60分、鍼灸施術に約30分。

合計60分~90分が、初回訪問でのご利用時間になります。

2回目以降

2回目の訪問鍼灸では、前回訪問時からの経過を伺いながらお体の状態を確認し、内山さんに合わせた施術をひきつづき行いました。

基本的には、前回と同じ施術内容です。

  • 下肢(腰・お尻・膝裏)に針を打ち、その針に低周波をかける
  • 腰部にびわ温圧灸を当てる
  • 両手にある腰痛のツボにも針を打つ

その後、内山さんは毎週月・水・金、30分/回のペースで、訪問鍼灸をご利用くださっています。

訪問鍼灸での施術をはじめてから4ヶ月後には、内山さんは犬の散歩ができるまでに回復されました。

また、腰痛が少しずつ改善してきたことで、お気持ちも前向きになってやる気が出てきたそうです。

今後は、体に無理のない程度に、ご実家のお仕事を少しずつ再開されるとのことでした。

内山さんのご感想

  • 施術中のはりの痛みはなく、心地よい治療
  • マッサージよりは効いている感じがする
  • 少しずつ体を動かすことができるようになったため、不安(体が動かなくなる、寝たきりになってしまう)がなくなり、気持ちが前向きになりつつある

個人の感想であり、効果を保証するものではありません

まとめ:まずはケアマネさんにご相談になってみてください

いかがだったでしょうか?

「訪問マッサージ」、「訪問リハビリ」、「訪問鍼灸」それぞれに違いがあり、対応できる内容にも違いがあることがおわかりいただけたかと思います。

そのうえで「私は(ウチは)、どこに頼めばいいのかしら?」と思われた場合には、まずはご担当のケアマネジャーさんにご相談になってみてください。

もしくは「訪問鍼灸を利用したい」といった旨をご相談されるのでもよいと思います。

なお、当鍼灸院では、お医者さまやケアマネジャーさん、訪問リハビリなどに従事しておられる理学療法士(PT)さんなどとの連携体制を構築しております。

ですので、当院に訪問治療などに関するご相談をいただいて、最適な医療従事者や医療機関などをご紹介させていただける場合もございます。

1日でも早く、現状をよりよいものにするためにも、今すぐできる“小さな一歩”を踏み出してください。

そのために、このコラムがお役に立てましたら幸いです。

最後までお付き合いくださいまして、感謝いたします。

谷口 仁志(たにぐち ひとし)
訪問リハビリ・鍼灸なら「たにぐち鍼灸整体院」
代表 谷口 仁志

追伸

先にご紹介しましたとおり、当院では訪問での鍼灸施術を請け負っております。

訪問鍼灸のご依頼、ご相談はお気軽にお問い合わせください。

詳しくは、お気軽にご連絡ください!

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