「お医者様」から「患者様」の時代へ
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ここで紹介されている、慶應義塾大学医学部の近藤誠先生は、
臨床医ではありませんので、全てが “NO” ノーとは言えないと思います。
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近代医学、特に医学への信頼感が大きく揺らいでいます。
菊池寛賞を受賞した慶應義塾大学医学部の近藤誠さんは、
近代医学の理論に真っ向から逆らって言いたいことを言いつづけているため、
いまだに講師です。
「ガンや白血病など、薬や簡単な手術が有効な病気もいっぱいあるが、
だからといってなんでもかんでも切るのはよくない」
「化学療法は問題である」
「抗がん剤を使うな」
など、近藤さんは近代医学の常識に疑問を投げかけています。
近藤さんのいちばんの無念は、
彼に正面から挑んでくるような意見を、学界の誰も出さないことではないでしょうか。
「あいつは変わり者だから」ですまされてしまい、相手にされないのです。
近藤さんのような慶應大学のきちんとした医学博士、
科学者が意見を出しているにもかかわらず、
いわゆる科学・学問の世界の人たちや、実際の医師、高名な医学者たちは、
それを撃破するような討論を挑まず、変人扱いして今日まできました。
これは大問題だと思います。
みんなが「専門家は信用できない」と感じはじめている原因は、
そのようなところにもあるのではないでしょうか。
これまで世間では医師を「お医者様」と呼んで尊敬していたのが、
いまでは逆に病院のほうが「患者様」と呼ぶそうです。
言葉のやりとりだけでも、ずいぶん変わってきました。
先日、大阪大学医学部を訪れた際、案内してくれた医学部の先生に、
「カルテはいま何語で書いていますか?」とたずねてみました。
すると、「見られて患者に悪い影響をあたえるのではないかと思われるようなときは、
ドイツ語など専門語で書くこともありますが、だいたい日本語です」と教えてくれました。
昔はカルテにドイツ語で書いているのを見ただけで圧倒され、
「この人は専門家の偉い先生なんだ」と思ったものです。
医師の社会的地位も高かったです。
しかしいま、ありとあらゆる世界で、専門家の信頼性が失われてしまいました。
みんなが「もう、自分の体が感じる実感みたいなものに頼るしかない」と
気づきはじめたからなのでしょう。
医学が、人類の進歩を支えてきた大きな力の一つであることは、間違いありません。
たしかに、最先端の医療技術には、目をみはるものがあります。
そんな医学の進歩を謙虚に尊敬する必要はありますが、
一方で、私たちは、病院や医師に安易に頼ってしまうことも自戒しなければなりません。
現代医療を尊敬しつつ、自分の体は可能な限り自分で守っていく。
そんな、病院に頼らず自己責任を忘れないという私の考えは、
非科学的で非常識なものかもしれません。
読者のみなさんのお役にも、立たないかもしれません。
しかし、そういう考えかたもある、ということを知っておいていただきたいのです。
現代は、あまりにも安易に病院や医師に頼りすぎています。
それは「自己不信」という一つの病といえないでしょうか。
病院不信にも自己不信にもおちいらないで生きていくことが、私の考える養生なのです。
【養生の裏技!】
大事な命をあずける医師を「先生」と呼ぶなら、
同じように命をあずけるタクシーの運転手にも
「先生」と呼びかけるべきだろう。
医師は信頼しても依存してはいけない。
医師は神様ではなく、人間である。
なるだけ医者に頼らず生きるために
私が実践している100の習慣・・・五木寛之 (著)より
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